忘れられない絵本をまた手に取りたくて
- 2026.06.04
- 本 生活
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子どもの頃のお気に入りの本を覚えていますか ?
題名もわからない、登場人物の名前があったのかどうかも覚えていない。
だけどストーリーと、その絵だけはしっかり記憶に染み付いていて鮮明に思い出せる。
そんな絵本が何冊かあった。
インターネットとフリマサイト
便利になったもので話の内容を検索窓に打ち込めばすぐに特定の絵本が見つかるし、中古の本を購入する事も出来る。
なんて素晴らしい事でしょう!
本屋に問い合わせてみたり、古本屋を巡ったりして探す、そんな時代が良かったと思う人もいるかもしれない。
でも出不精の私には最高の時代。
昔はそこらじゅうにたくさんあったんだけどなぁ。
若い頃は古本屋さんを巡ったりして楽しかったけどね。
今は古本屋さんもないもんね。
特に私は横浜は関内近辺を中心にウロウロしていたので、伊勢佐木モールは最高の古本屋スポットだった。
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そんな私も今じゃ出不精のデブのおばさん。
『やっぱり本は紙だよね』って格好つけて言いたいけど、本を置くところがないほど小さくて可愛いマイホームで電子書籍に移行したのであった。
とはいえ絵本は大好きなので娘や息子に、と言う名目で買ってきてしまう。
幼稚園の頃の思い出
正直言って私は記憶力が本当に悪い。
昨日の夕飯も覚えてないし、家族に『こんな思い出あったよね』と言われても何も覚えてないし何も思いだない事がほとんど。
薄情だとか酷いとか言われても困る。
忘れちゃうんだもん。
そんな私でも覚えている本を是非ご紹介したい。
ごちそうラディッシュ
幼稚園って毎月絵本をくれるようなシステムがあったよね。
私の記憶の中でその絵本、“ごちそうラディッシュ”はアートのように鮮明に、カラフルに残っていて、実家の両親にまだとってあったりしないか確認したけれど跡形もなく消え去っていました。
なんでどうでも良いものはたくさんとってあるのに、絵本は捨ててしまうのだろうか…
題名も内容もしっかり覚えていたので、すんなりとメルカリで購入。
裏表紙の記名欄にはしっかり名前も書いてあって、他人の人生に思いを馳せてしまった。
かつては私と同じ女児であった彼女本人が出品したのか、はたまたご家族だろうか。
何十年前のものなんだろう、日焼けして古ぼけているこの絵本。

何十年前のものなんだろう、それにしてはきれいだし破れもないし、当時そんなに読んでなかったのかな?それともお気に入りだから大切に大切にされてたのかな?
そんなことを考える。
でももう“ごちそうラディッシュ”は私のものだ!
そうそうこれこれ!と懐かしい気持ちでいっぱいになりながらページをめくる。
あらすじとしては、クラスのみんなでラディッシュを育てるのだが途中で幼虫が発生しこいつをどうするのかみんなで話し合い、平和的に解決して最終的に仲良くラディッシュをいただくと言う内容。
幼虫も最後は成虫になる。
これは裏表紙なんだけど、こんな感じの絵柄なのよね。

おそらく左が女の子、右が男のかな。
いや、スカート履いてるっぽいから右も女の子かな?
パスで描いたような、切り絵のような、抽象的でシンプルなのに幼虫や葉っぱや人間がなんとなくわかるように描いてあるんだよね。
そしてラディッシュに憧れ続けて大人になって育てて食べた時、『うん、そんなものすごくおいしいってもんでもないな』ってガッカリするとこまでがセットね。
販売元である福音館書店のサイトでも取扱なしになってて、しかも“感想がまだありません、書き込んでね!”みたいなことが書いてあったので誰も気にもとめてないんだな。
みんな覚えてないのかな、心に残ってないのかな、ごちそうラディッシュ。
感想書いちゃおうかな。
ねずみおことわり
こちらも幼稚園の思い出で、福音館書店のもの。
ごちそうラディッシュ同様、こちらもメルカリで購入。
題名を覚えてなかったので特定に時間がかかった記憶がある。
どうしてもプールに入りたいねずみ達が何度断られても諦めず、体をきれいにしたり、水着を着たりして紆余曲折の上プールで遊ぶことができるというお話。
人間と同じようにプールで遊びたがるのが可愛いし、絵が結構リアルというか、ネズミの汚さが伝わってくるような絵柄なんだよね。
それがこちら。

黒く日焼けした子供達も生き生きと描かれてて、夏の暑さが伝わってくるような素敵な絵本。
そしてネズミ達が自分で布から作る水着がいろんな柄があって本当に可愛い!
お金は持ってないからお代はビー玉で支払うんだけど、それもまたドキドキする部分の一つ。
子供の頃ってお金の概念がまだよくわかってないからね。
葉っぱをお金がわりにしてごっこ遊びするような、小さいもの同士通ずるものがあるね。
そういったところにもワクワクする要素があったように思う、大人になった今考えれば。
ついでに今1番お気に入りの絵本を紹介
昔からあったのかもしれない、読んでたのに覚えてないのかもしれない。
でも大人になってから出会ったこの本。この作家。
長新太さん
わけわかんない絵本ばっかり、といったら失礼なのかもしれないけどそんな本ばっかり書いてる作家さん。
確実に私の最推しと言える方です。
その中でも1番好きなのはこれ。

まじで正気とは思えない絵本ですが、その狂気が面白いので上の子も下の子もお気に入りの本です。
コミカルでポップな色使い、わけのわからんキャラ達が次々現れる怒涛の展開、そしてかわいらしい言葉づかい、常人には思いつかないような内容だと思います。
内容としてはお弁当を食べようとしたなんじゃもんじゃはかせに襲いかかる謎の生物達を掻い潜って、最終的にひらけたとこでお弁当を食べる。って話。
これはもう本当最高すぎるので読んでほしい。
他にもたくさん長新太作品はあるんだけど、うちにあるのは今紹介した“なんじゃもんじゃはかせのおべんとう”と、“ゴムあたまポンたろう”だけかな?
あとは図書館で何度も借りて読んでるって感じです。
1番怖いのは“なにをたべたかわかる?”でしたね。
深くは語らないけど、是非読んでみてほしい。
狂気を感じるから。
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