猫が何度も吐いた!緊急!?危険!?即手術!病院に連れて行った話

猫が何度も吐いた!緊急!?危険!?即手術!病院に連れて行った話

お騒がせ逃亡猫の我が家のアイドルういちゃん。

保護猫シェルターから引き取って、4年が経ちました。

譲渡会のお話はこちら↓

保護猫の譲渡会はどんなところ?実際に行って猫を引き取りました

他の猫は怪我したり風邪ひいたり毛球症になったりとなにかと病院のお世話になりまくっていますが、ういちゃんは割と健康で逃亡から帰ってきた時に健康診断に行ったくらいだったんだけど…

猫が吐いた!

他の猫は頻繁に毛玉吐いたりするけど、普段あまり吐いたりしないういちゃん。(たまに毛玉が落ちてるから見てないとこで吐いてるのかもしれないけど)

透明〜うっすらピンクっぽい?茶色っぽい?吐瀉物。

ティッシュで拭くとこんな感じの色。

朝ご飯くれくれニャーニャーしてたから、朝はまだ元気だったぽいけど様子を見ていると何度も吐く…

波があるみたいで一度オエっすると3回吐く。

チュールを近づけても食べない。こりゃ重症だ。

ズンちゃんが死んでしまった時のことを思い出してしまう…

詳細はこちら↓

愛猫が突然死んでしまった話

ズンちゃんは吐いて病院連れてって次の日には死んじゃったんだよね…

あいにくいつも通ってる病院が休みだったので他のところに電話して『10回くらい吐いてます』と伝えるとすぐに来てくださいとのことでダッシュで病院へ。

逃げたり暴れたりせず診察代で大人しくしてくれてるけど…具合が悪くて動けないだけ?

不安だ…

先生が小栗旬似のイケメンだからって猫かぶって大人しくしてるだけならいいんだけど。

エコーとレントゲン

とりあえずエコーが1番簡単な診察ということで、エコーから。

猫のエコーってはじめてだな。

やり方は妊婦さんと同じなんだね、機械にジェルを塗ってお腹をなでなで。

お顔撫でてあげてくださいねってことだったので横で励ましつつなでなで。

エコーでは胃の脂肪が少しキラキラしてるのが気になるってとこと、膀胱にもキラキラがあるから多分細菌かなんかがいると思うとの事。

でもこれは吐いた事ととは関係ないみたい。

エコーで見ると白い転々が沢山あって、素人目に見ても『なんかいそう…』って思った。

レントゲンの方はウンチが見えてるくらいで、特に問題なさそうで緊急性はないので様子見つつ、次の日また血液検査しようということに。

とりあえず吐き気止めと、軽く脱水気味だったので点滴を打ってもらう。

この日のお会計は¥13000でした。

出費は痛いが仕方あるめぇ。

病院から帰宅後に硬い毛玉入りうんちが出て、症状改善するかな?と、ちょっと期待。

隠れるういちゃん

いつもならお腹の上にいたり、甘えん坊で人が大好きなういちゃん。

そのういちゃんがベッドの下やカーテンに隠れて出てこないってことはやっぱり具合悪いんだな…

相変わらずチュールも食べないし、水も飲まない。

吐き気どめをしているから嘔吐はなかったけど、明らかに元気ない〜

というわけで病院2日目。

血液検査ともう一度エコー

採血してもらって、再度エコーする事に。

腸や胃が3倍くらいに膨れてて、早急に切開した方が良いと、急展開。

昨日緊急性ないって言ってたからちょっと安心してたのに〜悲しい。

おそらく腸あたりで何かが詰まってて、流れなくなってるから気持ち悪くなって吐いてたけど、吐き気どめしたことによって口からも出ないから体の中でせき止められて腸や胃が膨脹してるみたい…

でもまあこれで胃や腸が正常に動いてない証拠になったので、これ以上放置しておくと腸に穴が開いてうんちがそこから出ちゃったりもっと酷い事になるから早く手術しなきゃいけないんだって。

何かが詰まってる意外にも癌の可能性もあるらしい。

詰まってるだけだったらそれを取れば解決だけど、もし癌だったらそこからまた闘病生活…

そして最悪パターンの癌の場合余命3ヶ月くらいって事もあると…

次の日の手術の時間を予約して、その日は終了。

血液検査があったからもっとお金かかるかな?と思ったけどお会計は前日と同じで¥13000くらいだった。

通院3日目で手術

手術前日はういちゃんの体調を見守るために猫部屋に布団を敷いて就寝。

見てる限りではうずくまって隠れてるけど、名前を呼んでなでるとゆっくりこっちに来て膝に乗ってくれたりはした。

お腹を触ると柔らかさがなくてパンパンな感じがした。

クッションがビチョビチョになってたから、もしかしたら大量に吐いたのかも…

手術のため病院へ。

1日目、2日目はキャリーバッグに入るのを嫌がって暴れたけどそんな元気もなくなってる。

お腹開いてみて、明らかな腫瘍があれば取り除いて腸を切ってつなぐらしいけどそうでなければ細胞を取って検査会社に送って診断してもらうとの事。

病院ではとりあえず再度エコーしてみてから手術しましょうって話だったんだけど、キャリーバッグから出す時に胃液を大量に吐いたそうで、もう何あるのは確定だからこのまま手術しますと言われた。

何事もありませんように…

手術の結果

開いてみた結果…

カチカチの毛玉が入ってたそうです。

癌じゃなくて良かったぁああああああ!!!!!

『つまってた毛はめっちゃ臭いですけど、どうしますか?』って聞かれたから捨ててもらった。

いらんよ。笑

超高画質の写真でういちゃんの腸を切ってる最中の写真見せてくれたんだけど、閲覧注意過ぎて心臓ドクンとなったわ…

愛猫の腸!!見せる前に心の準備させてくれっっっ!

でも見せてもらった腸を見ると正常な状態とつまって膨らんでる部分の違いがよくわかったから良かったかな…

日常生活で活躍することはないと思うが…

今後は毎日欠かさずブラッシングして、たまにラキサトーン(毛玉を流すメイプルシロップの匂いがするネトネトの薬)飲ませて、予防するしかないなぁ〜

長毛の猫は特に毛球症になりやすいらしいし。

ういちゃんブラッシング大嫌いで逃げちゃうから大きな課題だな…

他の猫も毛球症になったことある

実は毛球症になったのはういちゃんがはじめてじゃないのです…

我が家の家庭内野良、ゼンちゃん。

3年過ぎて少しずつ少しずつ心を開いてくれてくれてはいるものの、まだまだ人間の前では緊張してることがほとんど。

怖がりだからいきなり噛むしひっかくからブラッシングが命懸け…

それでもできるだけブラッシングしたり、食器洗う用の手袋つけて毛を絡め取ったりしてるけど2回もなってる…

ちなみに手袋これね↓

めちゃくちゃ嫌がるうえに手袋貫通して噛まれたから捨てたけども…

でもお腹切るまでの事態にはならず、ラキサトーンで流して何とかなってたんだよね。

ゼンちゃんの場合胃に毛玉があったからレントゲンでも写ったんだろうな〜

病院でラキサトーンで流してもらったけど、今考えて見たら最悪の場合腸で詰まってしまうのでは…

だから今回の病院で先生にその話したら『荒治療ですねぇ』って言われたのかな?

なんで猫って毛繕いする生き物なのにそれで死ぬように出来てるんだ…

術後の入院

まだまだ胃腸が荒れていて食欲もないし退院は2.3日後かなと言われていたういちゃんでしたが、猫的には病院自体がストレスになるパターンもあるので手術から2日で帰ってくる事になりました。

術後の面会に行った時はまだ麻酔が効いてるのかボーっとしてる感じだったけど呼んだら答えてくれたしとりあえずよかった。

料金はまだだけど手術と入院で全部で20万くらいって言われたので、覚悟してお迎えに行こうと思います!!

保険入っててよかったー!!!

まとめ

猫はよく吐く動物なんてよく見る言葉だけど、何度も吐いたら即病院に連れて行った方が絶対良い!

何もなければそれで一安心だし、手遅れになってしまったらそこまでだし。

ズンちゃんは病院に連れて行っても次の日には死んでしまったし、ういちゃんは早く手術しないとヤバイ!って状態で、次の日には即手術だったし、早めに病院にかかるのは本当大事だなぁと実感しました。

検査でかなりお金はかかるけど命には変えられないもんね…

ひとまず今回はういちゃんが無事で良かった!

ではまた。

【追記】

傷口を舐めないようにつけるエリザベスカラーの代わりに洋服着て帰ってきました、か、か、かわいい。笑

猫が服着てるのって新鮮だなぁ。

ごはんは流動食。

やっぱり病院生活は寂しかったのか、甘えん坊になってるのでそんなに嫌がらず口に入れさせてくれました。

いいこいいこ。

20万と言われてた料金も、16万で済みました。

よかったよかった。