種から育てたミモザ(ギンヨウアカシア)とエバーフレッシュが大きくなりました。
- 2022.03.18
- グリーン 植物
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植物が好きで気に入った子を迎え入れているうちにグリーンに囲まれた家になりました。
ねむです。
そう出会いがあれば、別れもある…
子供が2人に猫が3匹に大型犬が1匹。
我が家の植物達は常に危機に晒されて生きているわけですが、気をつけていてもやっちまうときはやっちまうのです。(普通に大人がやっちまう時もある)
怪我がなければヨシとするけど植物は死ぬパターンも。
というわけで長年連れ添ったエバーフレッシュがお亡くなりに。
またエバーフレッシュがほしい、と思ったんだけどコレだ!と思える個体になかなか出会えず。
そこそこ大きいやつは値段も高かったりするし。
欲しかったミモザは(ギンヨウアカシア)も人気があってなかなか手に入らないし…
いっちょ種から育てるか!ということでレッツトライ。
種の入手方法
エバーフレッシュはメルカリ、ミモザ(ギンヨウアカシア)はAmazonで購入しました。
普通のギンヨウアカシア、ギンヨウアカシアの葉が紫になるプルプレア種、エバーフレッシュの3点。
どれも比較的安価に手に入れることができました。
2021年に種苗法がというのが改正されて品種登録されている植物を勝手に増やして売ったりしてはいけないのですが、売ってるということはちゃんと確認してるよね?って認識でいいのかな…
専用のサイトで調べても出てこないから品種登録されてないのだろうか。
メルカリも無法地帯になってるから怖いよね…
あくまでも個人で楽しみましょうということで。品種によっては増やしたやつをあげるのもダメらしいので注意。
ちなみに種ができるのは花が終わったあとなので5月くらいです。
育てる前に種の下準備
ギンヨウアカシアの種はやすりで傷をつけるか、爪切りではしっこを切り、熱湯に一晩浸けます。
冷めたころにお湯を取り替えたりして、暖かい状態を保ったり保たなかったりしました。
ギンヨウアカシアの種は長細い。
エバーフレッシュの種は豆のようです。
っていうか、実際豆です。
黒豆みたいで美味しそう。
ギンヨウアカシアも種はしっかりサヤに入ってます。
濡らしたコットンとビニールで簡易温室
適当なケースにコットンを置き、水を入れてビニール袋の中に入れ、種達のお部屋完成。
ついでに種まき用の土とポットも用意しておきました。
3.4日で発根
エバーフレッシュは根っこの先がちょこんと顔を出した状態。
次の日にはパカっと割れて、よく見ると根がコットンに根付いてる。笑
そこからさらに5日後。
芽も出てきてめちゃくちゃ可愛い!!!!!
ギンヨウアカシアの方が発根スピードは早かったし、伸びるのも早かった。
あっという間に根がぐんぐん伸びていきます。
もやしみたい。
根が伸びすぎる前に土に移動
種用のポットに、種用の土をつめて埋めていきます。
エバーフレッシュは同じポットで複数入れた方が発芽率が良いらしいので一つのポットにいくつか植えてみました。
3日後には種部分が持ち上がり、成長が見られました。
日々、成長が早いので見てて面白いー!!!
エバーフレッシュの方は持ち上がるまでにもう少し時間がかかって、10日後くらいにはこんな感じ。
種の部分は足元に残し、先っちょが開いてますね。
なんだろこの開いてる部分は?
発芽するともう既に小さなアカシア
種をお湯につけてたから1ヶ月も経たないうちにこんなに愛らしい姿に!
私の名前の由来にもなっている大好きなマメ科ネムノキ亜科特有の葉っぱ。
こんなに小さくてもちゃんとこの形状の葉っぱが生えてくるなんて…可愛すぎるし感激!
でもここまで葉っぱらしくなってるのはひとつだけ。
あとはまだまだ心許ない感じ。
エバーフレッシュもぐんぐんと背を伸ばしていきます。
こちらは発芽率で言えば、100%でした。
ギンヨウアカシアの発芽率は80%くらいだったかな?実験的に種を傷つけなかったヤツが発芽しなかったです。
人間が手をつぼみの形のようにしてるみたいなポーズで伸びていくのが可愛い。
ギンヨウアカシアみたいに早い段階でオジギソウ的な葉っぱにならないのね。
同じマメ科だけど似てるようで、全然違うのが面白い。
ちなみに野生のオジギソウはこんな感じ。
紫のお花が咲こうとしてます。
春を感じるね〜
少し大きなギンヨウアカシアを購入
種から育て始めたばかりだというのに、たまたま寄ったお店でギンヨウアカシアが売っていたのでついつい買ってしまいました。
追加で買ってしまったから後々どれがどれかわからなくなりそうという懸念が…笑
小さな葉っぱが出てからさらに3日後
ギンヨウアカシアは背も高くなり、他の個体も葉っぱが開いてきました。
発芽率をあげるためにまとめて植えていたエバーフレッシュも元気いっぱい伸びてきました。
種を植えてから2ヶ月後
全然伸びてない個体もたくさん。
すでに7月になり、暑くなってきています。
暑い夏を乗り越えられるか不安…
間伸びしてヒョロヒョロのものも目立つし、管理ができるか不安が。
真夏の暑さや真冬の霜でほぼ全滅
水切れには気をつけていたつもりだったけど種から育てたギンヨウアカシアは暑さと虫にやられてほぼ全滅。
いつの間にか葉っぱがなくなり丸坊主になっているヤツや、白い泡のような虫(めっちゃきもい)との戦いに敗れてしまったもの…
とにかく志半ばで仲間達がバタバタと倒れていったのである。
途中で買った株も冬に屋根の下に置いてた子が水切れでダメになってしまった…
完全に油断してしまった私のミス!あー!バカ!
そして現在
途中で購入した1番大きなギンヨウアカシアは生き残り、お花を楽しませてくれました。
期待通りの可愛い黄色いぽんぽん花!!!
種から育てた子ではないけど、一年近く共に過ごし、感動もひとしお。
咲いた花を収穫してリースを作ったりしました。
他の子達はというと、昨年の5月に種を植えてから10ヶ月。
これはギンヨウアカシアのプルプレアの子ですね、種から育てたプルプレア唯一の生き残りです。
手のひらいっぱいに広げたくらいのサイズに大きくなってます。
プルプレアでないのも生き残っていたのですが、先日ここへきて犬に食いちぎられました。
エバーフレッシュは枯れそうになったり、紆余曲折を繰り広げつつ結構生き残りました。
家の中で育てたのもよかったのかな?
春らしく暖かくなってきて新芽もたくさん出てきて順調です。
幹もだんだん太く、たくましくなっています。
売っているものだも刺し技とかで増やした個体も多いらしいんだけど、その場合は幹がそんなに太くならないみたい。
種から育てたからしっかりと大きくなってくれるといいな〜。
まとめ
ギンヨウアカシアに関してはほぼ全滅。生き残ったのはプルプレア一つだけでした。
あとは途中で買った株のものが残ってるので、そちらはダメにしないように大きくしていきたいと思います。
種から育てるのもリベンジしたいなぁ〜
真夏だと1日水上げるのを忘れたとか、日の下に出しっぱなしにしたとか、ちょっとしたことで全てを失うのでおちおち出かけることもできませんね。笑
悔しいのでまたチャレンジしたいと思います。
そして一本残ったギンヨウアカシアプルプレアを守り抜かないと。
エバーフレッシュに関しては、ギンヨウアカシアよりも強いという印象でした。
さすが観葉植物界でレギュバーメンバーなだけありますね。
ただ日光不足で葉が落ちまくったり、大きく育っても繊細なとこもあるので気を抜くとすぐに枯れるので気をつけないとね。
末永くお付き合いしてもらえるように、大事にしていきたいと思います。
では。
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