保護猫の譲渡会はどんなところ?実際に行って猫を引き取りました

保護猫の譲渡会はどんなところ?実際に行って猫を引き取りました

こんにちは、猫好きのねむです。

ただ猫派というわけではなく、犬も好きだし鳥も好きだし両生類もいけます。

さて今回は譲渡会に行ってみたい、猫を飼いたい人に是非読んでほしい譲渡会のお話です!

目次

1. 猫とわたし

2. 譲渡会とは

3.里親になる為の条件

4.里親になる為の費用

5.譲渡会からお迎えまでの流れ

6.お迎えの準備

7.まとめ

1.猫とわたし

昔からよく猫を拾ってくるタチで、よく母に怒られたわたしですが今までに飼った猫は目つきの悪い白黒の猫1匹。

あとの猫は自力で引き取ってもらえる人を探してなんとかしてて、将来は野良猫のことを考えるボランティアがしたいなと漠然と思っていました。

ちなみに目つきの悪いわたしの愛猫は、執拗に構ってくるわたしよりもほどほどに相手してほっといてくれる弟の方が良かったらしく、弟にゾッコンに。

そのうちわたしは結婚して家を出ていくことになるのですが、猫があまりに弟を溺愛してるもんだから連れて行きたくてもかわいそうで引き離せず。(弟が猫を溺愛してるんじゃなくて、猫が弟を溺愛しているのがミソ)

泣く泣く別れたわけですが、実家の母からはわたしが猫を捨てていったと思われているという悲しみ。

猫にも嫌われているし、母にも白い目で見られているわけだ。あと多分弟にも嫌われてるし、実家に居場所がない。

そのうちわたしは離婚して息子と2人で暮らしていかなければならなくて、余裕がなかったので猫を飼うのは自粛。

でも今は再婚し生活も安定してるし、娘も生まれてからもうすぐ2歳。

たくさんの猫を救うのは無理だけど1匹くらいなら飼えるのではないか?と思いはじめました。

思いはじめて30秒ほどでたまたま近くで行われる予定の譲渡会を発見、その日は友達と遊ぶ約束をしていましたが、でもそんなの関係ねぇ!ハイ!オッパッピー!で即行くことを決めたわけです。
というか友達も連れて行きました。

今思えばそんなタイミングで譲渡会に行けたことも運命だったのかなと思います。

2.譲渡会とは

猫に限らず全国には保護された動物たちがたくさんいます。

そしてその動物達と里親希望の人たちの縁を繋いでくれるのが譲渡会です。

実際に会うことができるので、インターネットで写真だけ見ていた時よりも』もしこの子がうちに来てくれたら!』っという想像もつきやすくなりますよ!

絶対に引き取らなければならないわけではないので、一度気軽に行ってみてはいかがでしょうか?

飼うにはそれなりの覚悟が必要ですが、こんな動物達がいるんだなっていうのを知るにはとても良いと思います。

さて、今回わたしは横浜市にある
“横浜地域猫をすすめる会”
の定例里親会に行ってきました!

横浜地域猫をすすめる会は不幸な猫を増やさない為に、2003年に立ち上げられたそうです。

シェルターと呼ばれる猫達が暮らす部屋は地下にあり、いくつかのケージが置かれ、わかりやすく猫たちの名前や特徴がかかれていました。

ボランティアの方も3人くらい居てくださったので質問にも答えていただき、丁寧に対応していただけたので安心して見学することができました!

ベテランで長いこといる猫ちゃんが多いのかな?という印象で、わたしが行った時には生まれて2.3ヶ月のような子猫はいませんでした。

実家の猫が白黒でかなり和風だったので、今回は色がグレー系で目のクリっとした毛足の長い子が良いなーと漠然と考えてたんですが、たくさんの猫を前にしたら運命を感じればどんな子でも可愛いからいいやって思ってました。

7.8ヶ月で保護された猫達の中でわたしが気になった子が2匹、たくさん撫でさせてくれたのが嬉しかったようで息子が気に入った子が1匹、第一希望から第三希望までアンケートに記入しました。

よく何回譲渡会に行ってもなかなか決まらない!という人がいると聞いていたので、あまり期待しないように息子にも言い聞かせて(後でメソメソされると嫌なので)譲渡会を後にしました。

3.里親になる為の条件

譲渡会に行ってもなかなか決まらない人は人気のある子猫を希望しているというのもあると思いますが、家庭環境や家族構成なんかもかなり左右してくるそうです。

保護団体によっても変わってくるとは思いますが、一人暮らしなどの単身者や、ご年配のみの家庭、小さい子供がいる家は里親になれないパターンが多いです。

あとは猫の性格によっても、小さな子供がいたり、先住猫や犬などがいる家庭はダメなパターンもあります。

小さな子は今現在大丈夫だとしても今後アレルギーが出てしまう可能性もあり、後から手放さなければならない事になってしまうと猫もストレスだしかわいそうなので最初からお断りすることもあるそうです。

他には持ち家なのか賃貸なのか、戸建てなのかマンションなのかによっても優先順位が大きく変わってくるかと思います。

なので細かい条件がホームページなどに記載されていなければ問い合わせてみるのが良いかと思います!

4.里親になる為の費用

里親だからといって完全に無料で譲り受けることができるかというと、そんなことはありません。

ボランティアの方があらかじめ病院に連れて行き、検査や予防接種、避妊手術などを行っている場合がほとんどなので、それらの病院代を最初にお支払いする事があります。

一律ではなく猫の体調や一時保護していた人や団体によっても料金は変わってきますが、概ね1〜2万かかるイメージです。

譲渡会に行ってお気に入りの子がいたらその場で費用を確認するのが良いかと思います。

5.譲渡会からお迎えまでの流れ

希望を出した子がうちに来てくれるかどうかは当日中に選考し、決まれば明日には連絡しますとボランティアさんから聞いていましたが『希望の子の譲渡が決まりました』と電話がかかってきたのはなんと里親会から3時間後!

あまりの急展開にビックリ。

第1希望の子と第3希望の子どちらにするか聞かれたので、2匹共引き取る事にしました。
(家が狭いからちょっと不安だったけど…)

基本的にはボランティアさんが家を確認するので、こちらからお迎えに行くのではなくボランティアさんが連れてきてくれる形。

なのでこちらはいつでもOKですとお伝えして、いつ受け渡しにするかまた電話くれるとの事。

6.お迎えの準備

とはいえうちには猫を飼う為の道具が何もない…

電話が来た時にはまだ外にいたので、その足でホームセンターへ行き慌てて最低限のものを揃えました。

  • ケージ(2匹で入れる3段のもの)
  • エサ(カリカリ)
  • エサ(パウチや缶詰のもの)
  • エサや水のケース
  • 爪切り
  • ブラシ
  • 爪とぎ
  • トイレ(2個)
  • トイレの砂
  • クッション

運ぶの大変だった…しかも猫たちケージに全然入らないんだけど…笑

大体合計で¥20000いかないくらいでした。
(どんな商品を買ったか、使用レビューはまた他の記事に書きますね!)

気が早いと思いつつその日の夜にケージを組み立て、家族全員『1週間以内には来るかな??早く来ないかなあーそわそわ』と新しい家族になる予定の猫たちの画像や動画を眺め、眠りにつきました。

次の日の朝8:30(早い!笑)ボランティアさんから『今日11:30に行きます』の電話で目覚める。

旦那を叩き起こし割と大掛かりな模様替えを決行。

うちは観葉植物も多いので(猫にはNGの植物たくさんあります!!)他の部屋に移動させ、なるべく物を減らして準備を整えました。

ついに猫達がボランティアさんに連れられてやってきました!!!

連れてこられたキャリーから、そのままケージに入れられ、しばらくは布で覆って隠してあげてくださいとの事。

なんでもその方が安心するんだとか。

あとはハンモックがあるといいとか、ボトルから直接水を飲めるような装置がある方がいいとオススメしてもらって、さらに買い足しました。(でも結局普通の容器で水飲んでる…笑)

7.まとめ

長文になりましたが、わたしの体験談いかがでしたでしょうか?

猫は散歩もないしトリミングなども必要ないので犬に比べたらかなり世話が楽な部類だと思うのですが、わたしたちと同じ生き物です。

一度飼い始めたら死ぬまでずっと家族として一緒にいて幸せにする覚悟が必要です。

日々のエサやトイレにもお金がかかるし、病院にかかることになったらもっと莫大なお金がかかります。
(うちは即保険に入ったのでその話もまた記事にしますね!)

1匹でも多く、暖かい家族に迎えられて幸せになることを望んでいますが、その反面動物と暮らすことは大変なこともめんどくさいことも多いのです。

壁とかソファーとかバリバリにされちゃうし…笑

そんなイタズラも片付けの嫌なくさ〜いトイレも、全部含めて『それでも愛してるよ!』と思える優しい方は里親になっていただければと思います!

次回、うちの新しい家族を紹介します。
ありがとうございました。

ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきも

ち」

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